育毛のし方を分類しそれぞれの特徴を解説

あなたの頭にはどれが効く?ヘアケアの種類と特徴

髪の毛が少なくなってきた、抜け毛が多くなってきたと悩み出して、やみくもに育毛剤や育毛効果を宣伝しているシャンプー・リンスに手を出すのは考えものです。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と言います。まずは、自分の頭髪の状態をよく知ることから始めるべきです。
髪の毛が気になり出したら、次のような観点からヘアチェックをしてみましょう。

(1)抜け毛が増えたのなら、どのよう毛が抜けるようになったか。細い短い毛なのか、長くてしっかりした毛なのか。また、その毛の根元には毛根と言われる小さな白い球根状のものが付いているかどうか。

(2)髪の毛が薄くなってきたのはどの部分か。頭頂部か額が全体に後退してきたのか、いわゆるM字型に額が禿げ上がってきたのか、それとも部分的には変わりないが全体に髪の毛が少なくなっているのか、などです。

(3)髪の毛1本1本の状態は以前と較べてどうでしょうか? 白髪が増えてきた、昔は直毛だったのにウェーブした毛が混ざっている、1本1本が細くなってきた、枝毛が目立つなどの症状はないでしょうか。

(4)フケがよく出るようになったか。

(5)髪の毛がパサついているか。それとも、逆に油ですぐにテカテカになるか。

(6)頭皮に痒みや痛みはないか。ある場合、それは長く続いているか。

このような点をチェックしてみて自分の髪の毛の状態が把握できたら、それをもとにどのようなケアをしたらよいのかを考えます。主な対応策は次のように分かれます。

(1)薄毛や抜け毛の問題とは別に、痒みがありフケがよく出るし髪がパサついているという場合は、まず頭皮が乾き過ぎていることが考えられます。頭の地肌に良質な油分を補給してマッサージするなどのケアが有効です。さらには湿疹による痒みも考えられますから、薬剤師に相談してその薬を塗るのがいいでしょう。

(2)洗髪後1日経つとすぐ油で髪がテカテカになり痒いという場合は、頭皮から分泌された脂肪分がほこりといっしょになって毛穴につまり不衛生になっています。油分を取り除くシャンプーを使って、汚れをしっかり取り除くことが第一です。

(3)髪の毛が細くなりコシやハリが少なくなっている、白髪やウェーブのかかった毛が多くなってきたという場合は、髪の毛が少なくなったというよりは、髪がしっかり育っていないことが原因です。適切にシャンプーした後、髪に栄養を与えるような育毛剤を使用しましょう。食事や生活習慣にも気を付けて髪にかかるストレスをできるだけ少なくしてください。

(4)頭頂部や額の生え際など、特定の部分で髪がとくに薄くなっているが、ほかに頭皮のトラブルは見当たらないという場合は、新しい髪の毛の発生に問題がある可能性が高くなります。この治療には育毛ではなく、発毛効果のある薬剤が必要となり、専門の医師によるアドバイスを受けるのが賢明です。同性の親族に似た症状の人がいれば、遺伝的な要素も考えられます。

この他にいろいろな要素の絡み合った症状もあるので、どの対策を取ればよいかの見極めが難しい場合もあります。自分で分からない場合は、薬剤師や専門医を受診して治療方針を定めることが重要です。対応を間違えると効果がないばかりか、かえって症状が悪化することもあるので、注意が必要です。