症状にあった育毛剤を選ばないと効かない

育毛剤と頭にも相性がある?思ったように効かない場合とは

育毛剤だけに限らず、毛髪・頭皮の手入れ全体について、自分の頭の状態に合わせた方法を選ぶことが重要です。
選ぶ観点としては、次のような項目が挙げられます。

○頭皮の状態が乾燥肌タイプなのか、皮脂の分泌が多いタイプなのか。
○フケや痒みが多いのかどうか。
○湿疹はできていないか。
○抜け毛が異常に多いか。
○髪の毛が細く、元気がないか。
○抜け毛の根元に紡錘形の毛根が付いているか。
○年齢の割に薄毛の進行が早くないか。

このような観点から髪の毛と頭皮の現状を点検し、とるべき対応策を考えます。それは次のような手順になります。

(1)頭皮に病的なトラブル(たとえば傷や湿疹、発疹、できもの)があれば、それを治す。市販薬で難しければ、皮膚科を受診する。

(2)頭皮のタイプに応じたシャンプー、リンス、トリートメントで頭全体を健康的な状態に保つ。これらの製品には男女兼用のものもあれば、性別にそれぞれ専用のものもあるので、自分の性に合わせる。

(3)入浴後に毛髪への栄養補給成分や頭皮の血行促進成分を含むヘアケア用品を使用する。

(4)バランスの取れた食事を心掛け、発毛・育毛に必要な栄養素を自然な形で摂るようにする。頭部のマッサージを習慣づけ、頭皮を柔らかくする。

(5)規則正しい生活リズムを保ち、とくに睡眠を十分に取る。適度な運動をして、ストレスのない毎日を送る。

(6)このような対応を続けても抜け毛が多く薄毛が進行していくようなら、薬用の育毛剤を使用する。これにも男女それぞれ専用の場合が多いので、指定に従う。

(7)さらに脱毛が続き、AGA(男性型脱毛症)が疑われるようなら専門の医療機関を受診して医薬品による治療に移る。

こうした一連の過程で大事なことは、どの対応策も数週間程度では効果が現れにくいので、数ヶ月は根気よく続けてみることです。しかし、それで効果が出ない場合は、使用をやめて他の製品に変えてみる臨機応変な対処も必要になってきます。シャンプーや育毛剤と自分の頭との相性は、結局のところ試してみないと分からない、という部分がかなり多く存在します。根気よく、しかし柔軟に考えて行動していきましょう。

なお、上記(4)と(5)は育毛のために限ったことではないので、心身の健康のために常に心掛けたい習慣です。